IBM Watson(AI)はAI界のスーパースターだった⁈

2019年4月28日人工知能/AI

はじめに

人工知能Watsonについてどのくらい知ってる?

厳密には拡張機能だけど人工知能ってイメージの方が強いよね。

恐らく名前くらいは聞いたことある人も多い!

けどWatsonって誰でも利用可能なのは知ってた?

WatsonはAIブームのきっかけ

第3次AIブームの先駆けとなったWatsonはAI史を語る上で欠かせない。

そこで今回の記事ではWatsonの基本的な点を解説していく。

超AI時代を生きていく上で必須の教養だ!

それではいこう

Watsonとは?

WikipediaにはWatosonについてこう書かれている。

Watsonは、IBMが開発した質問応答システム意思決定支援システムである。

IBMはワトソンを「Augmented Intelligence、拡張知能」、自然言語を理解・学習し人間の意思決定を支援する『コグニティブ・コンピューティング・システム(Cognitive Computing System)』と定義している。ただし、IBMは「Augmented Intelligence」とは特に断りなくWatsonのことを「AI」と紹介している。ワトソンの名前は、IBMの事実上の創立者であるトーマス・J・ワトソンから取られた

そう、Watsonとは実は拡張知能なんだ。

けどIBMも明確に定義しておらず曖昧なところ

ただのクイズマシンだった

そもそもIBM Watosonは2006年に米クイズ番組Jeopardy!へ出演させるため生まれたクイズマシンだ。

その後、見事クイズ番組で優勝してチャンピオンに選ばれた。

この時、IBM Watsonはオフラインで2億ページ分のテキストデータをインプットしたそうだ。

研究者の涙ぐましい努力が分かる…

本番では音声認識で問題文を読み解き、回答までの時間を出演者と競い合った。

クイズ番組優勝後、IBMはこの技術を単なる娯楽だけでなくビジネスに活かせないか考えた。

なぜなら、Watsonは構造的に多くのデータから最も信頼性のある判断を下す仕組みになっている。

それを少しチューニングしたら「医療分野の症例診断にも活かせるよね?」って思いついたんだ。

のちにこの読みは大当たりする

Watsonはサービスの名称

2019年現在のWatsonはただのクイズマシンじゃない。

具体的にはArchemy API社のディープラーニング技術を買収して取り込んだ結果、言語、画像、音声データのAPI化して高度なクラウドサービスを世界中で展開している。

APIなので開発者が自身のサービスとして使用できて人気がある。

医療分野の救世主

とりわけ医療分野への快進撃には目を見張る。

医療分野ではアメリカの癌専門の医療・研究機関「Memorial Sloan Kettering Cancer Center」や「ブロード研究所」などとIBMは提携し、Verアップを重ねてきた。2015年からはIBMクラウドにWatsonの基礎技術が一般公開されて今に至る。

医療分野への功績は次に話そう。

実はIBM CloudからWatsonが使える!

現在、Watsonには一般公開されて無料で使えるサービスが15個あります。(すごい!)

無課金型はライトアカウントと呼ばれて、クレジットカード情報の登録無しで無期限で使える。

ただし、その他のサービスは有料課金にアップグレードする必要がある。

Watsonがどんなものか試してみたい人には無料版でも十分だ。

[ライトアカウント用サービス]

 

  • Watson Assistant(チャットボットなどで会話の制御を行う)
  • Language Translator(文章の翻訳)
  • Natural Language Understanding(文章から重要な単語などを抽出する)
  • Personality Insights(文章からそれを書いた人の性格を分析する)
  • Speech To Text(音声をテキストに変換する)
  • Text To Speech(テキストを音声に変換する)
  • Tone Analyzer(文章からそれを書いた人の感情を予測する)
  • Visual Recognition(画像認識)
  • Discovery(文書を蓄積し自然言語などで検索する)
  • Knowledge Catalog(データ分析)
  • Machine Learning(機械学習の実行環境)
  • Watson Studio(機械学習の開発環境)
  • Knowledge Studio(Natural Language UnderstandingやDiscoveryなどと組み合わせていかに単語などを抽出するかを学習させる)
  • AI OpenScale(機械学習モデルの信頼性検証、透明性、説明可能性の監視)

 

[ライトアカウント非対応サービス]
  • Natural Language Classifier(文章をあらかじめ学習させたラベルで分類する)

こうしてみると、IBM Watsonのほとんどが無料で使えることがわかる。

興味のある人にはぜひ使ってみてほしい。

医療では実用段階の基幹技術も

先ほどの述べたが、IBA Watsonは医療の分野でも活躍の幅を広げている。

国内では、2016年東大医科科学研究所で発見の難しい白血病患者を10分で特定したことには医学界を賑わせた。

この出来事を境に国内の病院では症例診断にAIを導入する動きが見られる。

IBMも社運をかけているほど

IBMもこの分野には大きく期待している。

実際、莫大な資金と人員(約1万人)を投入している。

下記はIBM Watsonがアメリカ又は日本で提供可能なサービス一覧

上記でも分かるように医療業界でも急速にAI化が浸透している。

日本IBM ヘルスケア&ライフサイエンス事業部金子哲也氏によると、今後の重点分野は「画像解析」と「ゲノム分野」だ。

MRIの普及に伴って、より確実な””を作っていきたいと述べている。

おわりに

ここまで読んでくれてありがとう。

少しはWatsonの背景やサービスについて理解を助けることができたかな?

まとめ

 

  • Watsonはクイズマシンとして作られた
  • その技術を医療分野に応用して大ヒット
  • そのサービスの一部はIBM Cloudで無料で使える

それではさいなら〜👋

投稿者プロフィール

稲野健夫
稲野健夫管理者
当ブログを大学生の頃から執筆しております。RPAやAIによる業務の自動化を経て、より人がクリエイティブに働ける社会を作りたいです。